リフォームのトリビア

基礎を修理する方法はフルリフォームだけじゃない!

いいいい

いいいい 住宅の基礎を修理する場合、代表的な方法として挙げられるのがフルリフォームです。フルリフォームとは、建物の基礎や柱などを残したまま、新たに住宅を作り直す工事を指します。

フルリフォームは住宅の形は残したまま、基礎修理の工事を行う事ができるため、慣れ親しんだ家に今後も住み続けたいという方には適した方法です。

また長く暮らしている住宅であれば、家具などの配置も良く知っているので、フルリフォームをした後でも家具などをレイアウトするイメージがしやすい点はメリットと言えるでしょう。
ただ、住宅の構造によっては基礎修理の工事内容に制限が出てくる可能性があるのがデメリットです。

いいいい壁の強度や柱の位置など様々な問題が生じると間取りを自由にレイアウトできない事もあり、自由度が低くなってしまいます。そこでもう一つ、フルリフォームとは別に基礎を修理する方法としてあるのが、住宅を建て替えるという選択肢です。住宅をゼロから新しく変えられるので、間取りの制限はほとんどありません。

そのため、その住宅にある問題を気にする事なく、基礎修理の工事を行えるのがメリットです。フルリフォームと比較すると費用は高いですが、間取りの配置といった自由度も高くなるので、イメージした住居空間が実現しやすい点は魅力の一つと言えます。ただ、ゼロから住宅を建て替える場合、接道義務をしっかり果たしているか確認する必要があります。


もし接道義務に違反していると住宅の建て替えが不可となるため、その点は注意しておきましょう。フルリフォームと建て替え、それぞれの方法にはメリット及びデメリットがあるので、住宅の基礎修理を行う際は、最優先したい項目を明確にした上で、決めるのが良いでしょう。

例えば、費用をなるべく抑えたいのであれば、フルリフォームで基礎修理をするのがベストです。一方、細かな所にもこだわって快適な生活空間を手に入れたい方や基礎修理を契機に新しい設備を導入したいという方は、思い切って建て替えするのが良いかもしれません。